InnoView PM406レビュー 15.8インチモバイルモニター【フルHD】

InnoView PM406は15.8インチと大きめの画面サイズでAmazonで評判もよく人気のモバイルモニターとなっています。USB-Cを1本で接続するだけで本体の電源が不要などメリットもあり、FreeSync対応になっているのでゲーム用途にも最適のモニターとなっています。

本記事では『InnoView PM406』のスペックや特徴や性能や機能といった部分を分析の専門家 @trenddevice が徹底にレビューしています。

メリットデメリット
安い
USB-C接続で電源不要

FreeSyncに対応

保護カバーがスタンドにもなる

入力遅延も少ない

スピーカー付き

軽い730g
全てのスマホに対応していない

アプリも対応だが一部の有料アプリは直接操作できない

タッチ機能や回転機能は備わっていない

sRGBのカバー率が80%と色域が狭まい
PM406のレビュー評価

リモートワークや日常での作業の効率があがり仕事環境が快適にしてくれるアイテムです。是非参考にしてください

今回はInnoView様にPM406のモバイルモニターを提供していいただきました。

youtubeショート版簡易レビュー

https://www.youtube.com/shorts/iFASTKO9bC8

\ 安くて性能がよいのが欲しい人におすすめ /

目次

InnoView PM406のスペックと特徴

InnoViewってどんなメーカー?

InnoViewはAmazonストア情報によると中国広東省深圳(シンセン)にある会社で公式サイトも存在しているメーカーでポータブルモバイルモニター(ディスプレイ)を専門に販売しています。

種類は全部で4種類

  • PM001 15.6インチFHD
  • PM406 15.8インチFHD
  • PM204 14インチ4K
  • PM004 15.6インチ4K

今回はPM406 15.8インチFHDのモバイルモニターのレビューになります。

スペック

画面サイズ15.8インチ
解像度1920×1080
パネルIPSパネル
リフレッシュレート60Hz
応答速度5㎳
表面処理非光沢ノングレア
輝度300cd/㎡
視野角左右178°
VESAマウント非対応
スピーカーあり
機能HDR
同期技術FreeSync
付属品USB-C to Cケーブル
USB-A to Cケーブル
miniHDMIケーブル
USB電源ACアダプター
クリーナークロス
保護カバー
寸法36.0㎝×22.6㎝×5㎜(最小)
重量730g
参考価格19,999円
InnoView PM406のスペック

特徴

InnoView PM406の特徴はUSB-Cが映像と電源供給も兼ねそろえているのでスマホとの接続にはUSB-Cケーブル1本だけで簡単にできます。

映像に関しては1920×1080のFHD(フルHD)のIPSパネル非光沢になっているので光の反射もなく綺麗な映像を楽しめるようになっています。

しかもAmazonでの販売価格は他のモバイルモニターよりも安く、2万円を下回る19,999円で買う事ができるモバイルモニターで評判もいいのが特徴となっています。

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InnoView PM406の本体と使い方

本体の付属品と外観

まず最初にInnoView PM406に同封されている付属品は全部で6つ

付属品
  • USB-A to USB-Cケーブル(主に電源用)
  • USB-Cケーブル(映像入力用)
  • miniHDMIケーブル(映像入力用)
  • USB電源ACアダプター(QC3.0)
  • ディスプレイクリーナークロス
  • 保護カバー

USB電源ACアダプターはQC3.0に対応している急速充電ができるタイプになっています。付属品としては必要最低限のケーブルは揃っています。

中でも一番嬉しいのが保護カバーです。

InnoView PM406の本体を守ってくれる保護カバーは表面は傷がつきにくい素材になっており、裏側はディスプレイ本体に優しい素材になっているのはポイント!

この保護カバーがあるだけで高級感がグッとでます。

また保護カバーは本体のスタンドとして使える便利な機能になっています。実際に使ってみると安定感もあり倒れる心配もない優れものです。

何も知らずにカバーのを外して戻し方が分からない場合も下記画像を見ればすく分かります!

裏表を間違わないようにしてください(目印は磁気の有無で本体とくっつくようになっています。

続いて気になる本体のディスプレイですが光の反射を抑えることができる非光沢パネルを採用しています。

非光沢パネル

映り込みも少ない一般的なゲーミングモニターなどに使われている非光沢パネルと同じです

非光沢パネルのメリットは日光や電気の光が入り込んでもディスプレイを見るのに支障がでません。

ディスプレイ本体の大きさは15.8インチとなっていますのでとても見やすい大きさとなっています。

本体のサイズ

寸法:横幅36.0㎝×縦幅22.6㎝×厚み5㎜~1.0㎜ ベゼルは狭い4mm(画面の縁)

ノートパソコンのディスプレイとしてやスマホゲームやゲーム機を大画面でプレイしたい人には最適な大きさのモバイルモニターとなっています。

持ち運びの際に気になる重さを見ていきましょう。

重さ:本体のみは730gでカバー付きだと1,189g

特に重さを感じることはないですが保護カバーは、本体と外れないように磁気が入っているので少し重量があります

ディスプレイ本体の左側面には設定や電源などのボタンがあり右側面には入力端子がついています。

入力端子
  • miniHDMI×1(音声と映像)
  • USB-C×2(映像と電源供給)
  • イヤホンジャック(スピーカーやイヤホン用)

使い方は2種類

InnoView PM406モバイルモニターの使い方はminiHDMIケーブルを使う方法とUSB-Cを使う方法の2種類あります。

miniHDMIケーブルを使用する際には電源供給をUSB電源ACアダプターを使う必要があります。

主にデータ通信だけのUSB-Cが搭載されているノートパソコンやPS4やPS5といったゲーム機などとの接続をする場合になります。

USB-Cケーブルを使用した場合は電源が不要で使えます!

主にInnoView PM406に対応しているスマホやタブレットや任天堂switchなどとの接続する場合に使います。※なお対応している機種情報に関してはAmazon販売ページに記載されています。

対応しているスマホだとスマホ画面がマウスポインターの代わりになるのでノートパソコン感覚でPM406が操作できますよ

一部の有料アプリやグーグル検索などはモバイルモニターのアプリから直接起動できないので注意※使用したスマホはgalaxy S20(Samsung Dex)

直接起動できるアプリ直接起動できないアプリ
YouTube

abemaTV
SNS類
Netflix

Hulu
U-NEXT
プライムビデオ

Amazonミュージック

グーグル検索

ブラウザを起動してグーグルを検索して使用することで起動できないないグーグル検索やプライムビデオなども使るようになります。

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InnoView PM406の性能

60Hzのリフレッシュレート

InnoView PM406のリフレッシュレートは60Hzとなっています。これは1秒間に60回画面が更新することを表していて、リフレッシュレートの数値が高いほど映像が滑らかに表示されます。

60Hzのリフレッシュレートだと主にPS4や任天堂switchが対応しておりゲーム機と相性がいいです。

15Hzや30Hzに比べると60Hzのリフレッシュレートは残像感も少なく表示される映像が遅延することがないので安心できる性能だということが分かります。

画質は色域カバー率 sRGBは80%と低め

InnoView PM406の画質かかわる色域のカバー率はIPSパネルなのにsRGBが80%とやや狭くなっています。そのためかTNパネルよりも綺麗みえますがsRGBのカバー率の高いIPSパネルと比べてしまうとやや色が薄く感じてしまいます。

特にゲーム画面になった時に色の薄さを感じて、普通の動画やデュアルディスプレイとして使う場合は気にならない画質

明るさを80にコントラスト60にするだけで画質は改善されるので試してください。

どうしても色域が気になるようでしたらInnoView PM004 15.6インチ4Kの方が画質、解像度ともに綺麗なので選んでくださいね

応答速度5㎳による入力遅延は少ないタイプ

InnoView PM406は応答速度5㎳の性能になっています。ゲーム用途でモバイルモニターを探している人はこの応答速度を気にする人もいますが60Hzのリフレッシュレートに対して応答速度5㎳は十分すぎる性能なんです。

ますは入力遅延測定結果を見てみましょう

入力遅延は問題なし

60Hzのリフレッシュレートに対して8.8msという測定結果になっています。1秒間に60回画面が更新する60Hzのリフレッシュレートは1回あたり16.67msの時間がかかっています。(1フレームレートが16.67ms)

InnoView PM406の入力遅延は16.67msより速い8.8msになっているので普通のFPS向けのゲーミングモニターのと何ら変わりはありません。

つまりゲーム用途で使っても入力遅延は感じないのでストレスを感じることはモバイルモニターということが証明されました!

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InnoView PM406の機能

InnoView PM406の設定で使える機能について解説していきます。

低ブルーライト機能で目に優しい機能

InnoView PM406の低ブルーライト機能があり全部で6段階の調整ができるようになっています。

綺麗な映像が見れるディスプレイ画面を長時間見続けると目が疲れ痛くなるのでそんなときは低ブルーライトをの機能を使ってください

色設定機能で色温度が調整できる

InnoView PM406では色温度が6500Kと9300Kで選べるようになっています。

この色温度は作業時での快適差を調整できる機能になっており6500Kや9300Kは一般的には冷たい光とよばれる色温度になっており効率的に作業ができるように集中したい時に使われます。

色温度の低くした場合はユーザー設定で調整するしか方法はありません。※赤色を強くするか青色を弱くするなど

基本的には6500Kより高くあると青がきつく感じてしまうので初期設定の6500Kがおすすめです

HDR機能に対応している

InnoView PM406はHDRとよばれる通常のSDRに比べて明暗部の差(明るさが広い)を表現するこどができるようになる性能です。

簡単に言うと暗い部分の黒色がつぶれないように表現できるのがHDRという感じです

実際に見ているかんじだと少し違いがでているかな?という程度だったなので過度の期待はしないほうがいいですね。もちろんHDRの性能が発揮される場合とそうでない部分もあります。

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FreeSync(低遅延)機能によりゲームに最適

InnoView PM406はFreeSyncと呼ばれるリフレッシュレート周期で発生する表示ズレであるティアリングや遅延のスタッタリングを軽減させることができる技術が搭載されています。

簡単にいうと低遅延なので綺麗に映像が表示されるということになります。

このFreeSyncの同期技術があることでゲームに最適なモバイルモニターだということになります。

実際にPS5で動きの激しいAPEXをPS5でプレイしましたが遅延も感じることはなく普段使っているEX2510のゲーミングモニターと変わりなく使えました。

InnoView PM406のレビューまとめ

InnoView PM406のレビューとしてスペックや特徴や性能や機能ついて解説してきました。結論としてはFreeSync対応かつ入力遅延も少ないモバイルモニターなので遅延の心配はなくゲーム用途と考えると最適なモバイルモニターです。その他もスマホやノートパソコンなどのディスプレイとしても使いやすいモバイルモニターというようになっています。

InnoView PM406の良いところ(メリット)

メリット
  • 安い
  • USB-C接続で電源不要
  • FreeSyncに対応
  • 保護カバーがスタンドにもなる
  • 入力遅延も少ない
  • スピーカー付き
  • 軽い730g

InnoView PM406の残念だと感じたところ・注意点

注意点は4つ
  • 全てのスマホに対応していない
  • アプリも対応だが一部の有料アプリは直接操作できない
  • タッチ機能や回転機能は備わっていない
  • sRGBカバー率が80%

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