ゲーミングチェアはオフィスチェアと違って腰痛持ちでも長時間すわることのできる椅子です。疲れた時にそのまま寝転ぶことができ、デザインも豊富でゲーム以外にもテレワークなどの在宅の仕事用としても最適な機能になっています。
本記事では『ゲーミングチェアとオフィスチェアの違い』として両方とも実際に使ったことがある分析の専門家@trenddeviceが違いを徹底に比較してどっちがいいのか?おすすめを説明しています。
快適な椅子にすわることで腰が痛くならないので作業に集中できます!是非ゲーミングチェア、オフィスチェア選びに参考にしてください。
ゲーミングチェアとは
『ゲーミングチェア』は人間工学に基づいて設計された長時間座ることを前提として考えられた椅子の事で疲れにくい正しい姿勢を保つことのできる形状とゲーミングデバイスを操作する際に負担を軽減することができる機能が備わっています。
また集中しすぎて疲れた時にも身体を伸ばしてリラックスできるなどゲームだけに集中して楽しめるように作られた椅子がゲーミングチェアとなっています。
人間工学は人間の動的動作や静的動作がしやすいように考えられている学問のことです
特にゲーミングチェアと定義もないのも事実であり違いについて分かりにくいので一般的に比較されているオフィスチェアとの違いを解説していきます。
ゲーミングチェアとオフィスチェアの違い
ゲーミングチェアとオフィスチェアの違いは静的動作による安定性と動的動作による動きやすさという人間工学での違いになります。具体的に機能やデザインといったことになります。
似ているようで似ていないゲーミングチェアとオフィスチェアの違いを見ていきましょう!
背もたれのシートの形状
バケットシートの形状
緩やかな湾曲の形状
ゲーミングチェアとオフィスチェアの違いが一番分かりやすいのが背もたれのシートの形状。ゲーミングチェアは背中全体を包み込むバケットシートとよばれる形状になっており身体を支えてくれるので安定した姿勢を保つことができます。
レーシングシートみたいにガッチリとしたホールド感はありませんので安心してください。
オフィスチェアに関してはデスクワークで立ったりしやすいように背もたれのシート形状はフラットに近い緩やかな湾曲の形状になっています。
その他にも最新のゲーミングチェアはデスクワークや勉強用でも使えるデザイン性を重視した形状もあるので気になる方はチェックしてください。
ヘッドレスト
取り外し可能のヘッドレスト
固定式のヘッドレスト
『ヘッドレスト』は首の負担を軽減してくれるアイテムです。ゲーミングチェアの場合だと上下の位置を調整できるのはもちろんのことですがクッションを使っているのが特徴です。各メーカーで素材はちがうのですが夏場でも蒸れないように冷却ジェルが仕込まれてるものまであります。
ヘッドレストは枕にもなるんですよね…詳しくはリクライニングの角度で!
オフィスチェアのヘッドレストはクッション性は多少あるものの首を支えるパーツというような印象になっていてこちらも位置を調整できるようになっています。
ランバーサポート
内蔵式と取り外し可能の2種類のランバーサポート
調整式(半内蔵)となしの2種類のランバーサポート
『ランバーサポート』は腰の負担を大幅に軽減してくれるアイテムです。ゲーミングチェアのランバーサポートは取り外し可能のクッションタイプが多くあり腰痛持ちの方の痛みまで和らいでくれるのがゲーミングチェアのランバーサポート※クッションタイプ。最新モデルでは内蔵式も増えてきましたが個人的にはゲーミングチェアの強みはクッションタイプのランバーサポートだと思っています。
20年間もヘルニアで長時間すわることができないのですがゲーミングチェアを使うと普通に8時間くらい毎日座って作業ができるくらいです。
オフィスチェアのランバーサポートでは背もたれの後ろから調整する半分内蔵式と言える構造になっておりクッションタイプほどの出っ張りを調整することはできません。必要最小限で正しい姿勢になるような感じなので安価なタイプではランバーサポートが無いタイプも多くあります。
リクライニングの角度
最大180°のフルフラットの角度
125°ほどの角度もしくはロッキング機能のみ
『リクライニング』は背もたれが車のシートのように倒れるようになっている機能のことでゆりかごのように揺れるロッキング機能と合わした角度がリクライニング角度となっています。。ゲーミングチェアではこのリクライニング角度135°から最大180°まで倒れるようになっている椅子の上で背伸びしたりそのまま仮眠したりできるようになっています。
ヘッドレストが枕にもなり、背筋を伸ばしてリラックスできるのは気持ちいいですよね。
オフィスチェアではロッキング機能があるのですが背もたれを倒して寝転ぶまでできるリクライニング角度はなくあくまでもデスクワークやテレワークを目的とした姿勢を保つ設計になっています。
アームレストの可動域
『アームレスト』は腕の負担を軽減してくれるアイテムです。ゲーミングチェアのアームレストは上下の高さ調整/前後/左右及び回転の4つの立体的に可動できる4Dアームレストまであります。安価なタイプでは1Dと高さ調整までしかできないモデルもあります。
キーボードやマウスの際に肘置きとデスクの高さを合わすことで凄く楽に操作できるのがアームレストです。
オフィスチェアのアームレストもゲーミングチェア同様に同じ上下の高さ調整/前後/左右及び回転の4Dアームレストまであります。ただしよっぽど価格が高い高級なオフィスチェアではない限り高さ調整の1Dアームレストがほとんどになっています。
ゲーミングチェアとオフィスチェアのメリット・デメリットを比較
ゲーミングチェアは静的動作による安定性を目的としているものに対してオフィスチェアでは動きやすい動的動作を目的としています。そんなゲーミングチェアとオフィスチェアを選ぶメリット・デメリットについて比較しました。
ゲーミングチェア | オフィスチェア | |
形状 | バケットシート | 緩やかな湾曲 |
座り心地 | 良い | 普通 |
通気性 | 普通 | 抜群 |
ヘッドレスト | 取り外し可能 | 固定 |
ランバーサポート | クッションタイプ | 内蔵式半内蔵式 |
リクライニング角度 | 135°~180° | 125° なしが多い |
アームレスト | 4Dまで対応 | 4Dまで対応 |
最低価格 | 10,000円~ | 5,000円~ |
最高価格 | 6~7万くらい | 10万以上 |
重量 | 重い | 軽い |
組み立て | 時間がかかる | 完成品 | 短時間もしくは
ゲーミングチェアのメリット・デメリット
ゲーミングチェアは座面のクッションがオフィスチェアよりも分厚く安価なタイプでもお尻が痛くならないようになっています。またランバーサポートのクッションはヘルニアなどの腰痛持ちでも長時間座れるようになり痛みも感じません。
またゲーミングチェアのデザインはコラボ商品やゲーム以外の仕事用の部屋にもピッタリあう高級感あるデザインが多いのであなたの好みに合うデザインが見つかります。
特にリクライニングで仮眠をとれるのは凄い良いポイント!ゲームだけじゃないのが今のゲーミングチェアですね。
メリット | デメリット |
---|---|
座面のクッションが分厚くお尻が痛くならない 腰痛もちでも長時間すわれる デザインが豊富 背筋を伸ばすことができる 集中できる | 素材によってすぐに劣化する 値段で耐久性が比例する 組み立てが面倒 重いので持ち運びが大変 眠たくなる |
※ゲーミングチェアのメリットはオフィスチェアのデメリットではありません。あくまでも実際にゲーミングチェアを使った上で感じたメリット・デメリットになっています。
【どっちがいい?】ゲーミングチェアとオフィスチェアがおすすめな人
ゲーミングチェアとオフィスチェアについて違いを比較してきました。ゲーミングチェアとオフィスチェアの両方を使ったことがある立場としてゲーミングチェアがおすすめな人とオフィスチェアがおすすめな人についての選び方をまとめました。
オフィスチェアがおすすめな人
- とにかく安い椅子が欲しい
- 通気性にすぐれた椅子が欲しい人
ゲーミングチェアでも安いゲーミングチェアや通気性に良いゲーミングチェアもありますがオフィスチェアはゲーミングチェアに比べて安価なタイプの価格が5,000円から買うこができ低予算の方にピッタリとなっています。ただし機能はかぎられますが…
全体的にも使われて素材がメッシュタイプで通気性に優れているので蒸れやすい人に最適な椅子となっています。
安いオフィスチェア
比較対象のオフィスチェア
ゲーミングチェアがおすすめな人
- 快適な椅子を探している人
- ゲーム専用の椅子を探している人
- 高級感のあるデザインの椅子が欲しい人
- テレワークやデスクワークでの仕事用を探している人
- コスパの良い椅子を探している人
ゲーミングチェアとオフィスチェアどっちがいい?と迷ってしまう方はゲーミングチェアがおすすめです。
オフィスチェアも快適で座り心地のよいタイプもありますが最低でも10万以上は必要になってきて高級なオフィスチェアを選ぶ必要があるのですがゲーミングチェアは比較的高性能のハイエンドモデルでも数万円で購入できコスパの良い椅子になっています。
自分の部屋で椅子を探しているのであればゲーム用や仕事用など問わずゲーミングチェアがおすすめです。
比較対象のゲーミングチェア
その他のおすすめのゲーミングチェアも紹介しています。選び方に関してはこちらの記事も参考にしてください。
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