初心者の方でも失敗しないゲーミングモニターの選び方を分析の専門家@trenddeviceが解説しています。
ゲーミングモニターの選び方ってどうやって選ぶのか?条件など?という悩みはありませんか?
リフレッシュレートや応答速度やパネルやサイズといった種類が多くなかなか選び方が分かりませんよね。
ゲーミングモニター選びで大切な事は何で使うかという事、switch・PS4での最適な選び方、PS5での最適な選び方、PC向けでの最適な選び方はそれぞれ変わってくるのであなたにぴったりな選び方を見極める必要があります。
- リフレッシュレートの選び方
- 応答速度の選び方
- 解像度の選び方
- サイズの選び方
- パネルの選び方
これらが分かるようなっています。
是非ゲーミングモニター選びに参考にしてください。
ゲーミングモニターのリフレッシュレート選びはゲーム機やPCによって変わる
リフレッシュレートとは1秒間に画面が更新できる回数になり、リフレッシュレートが高いと映像が滑らかなになりリフレッシュレートが低いと映像がカクついて見えるようになる為ゲーミングモニターで欠かせない要素。※表記はHz(ヘルツ)
そんなリフレッシュレートはゲーム機などのフレームレート(fps)の上限を超える事が出来ないため、フレームレートに合わすのが失敗しない選び方になります。
種類 | フレームレート | リフレッシュレート |
---|---|---|
任天堂switch | 30fps | 60Hz |
PS4 | 60fpsが上限 | 60Hz |
PS5 | 120fpsが上限 | 120Hz |
PC | スペックにより変動 | 144Hz/240Hz/360Hz |
switchやPS4用などのCS機には60Hz
任天堂switchやPS4(PROも含む)の家庭用据え置き型ゲーム機(CS機)と接続して使用する場合fpsの上限は30fpsもしくは60fpsになっているので60Hzのゲーミングモニターを選ぶのが最適です。
もちろん144Hzや240Hzのオーバースペックのゲーミングモニターでもプレイできますが、PCと兼用で使わない限り60Hzでの表示なるため性能を発揮することはできません。また、価格も他のリフレッシュレートのゲーミングモニターよりも安いので選びやすいリフレッシュレートのゲーミングモニターでもあります。
switchやPS4用のゲーミングモニターの詳細はこちら
次世代機PS5用には120Hz
次世代機であるPS5は今までのPS4と違って120fpsまで対応しているゲーム機です。そんなPS5用では120Hzのゲーミングモニターが最適となっています。この60Hzと120Hzの違いがPS5とPS4との違いでゲームプレイでは雲泥の差があるほどです。
またリフレッシュレートが高いとストレスもなくゲームがプレイできます。
CS機同様に144Hzや240Hzのゲーミングモニターも使用できますがこれもオーバースペックとなり性能を発揮することはできません。なのでPS5用では60Hzよりも120Hzのゲーミングモニターを選ぶようにしましょう
PS5用のゲーミングモニターの詳細はこちら
最低限必要なスタンダードモデルの144Hz
ゲーミングモニターの中で一番種類が多いのがこの144Hzのゲーミングモニター。一派的な60Hzとはちがい2倍以上滑らかに表示できる144Hzはゲーム用としては最低限必要なスペックでもあります。
240Hzに比べてコスパもよいゲーミングモニターが多いので一番人気のリフレッシュレートでもあります。
144Hzゲーミングモニターの詳細はこちら
ハイスペックモデルの240Hz
FPS用のリフレッシュレートで選んでおきたいのが240Hzのゲーミングモニター。144Hzとの違いが分かりにくい240Hzですがリフレッシュレートが高いことで144Hzよりも4%速く情報が表示されます。
つまりFPS用では情報の速さが重要になり144Hzよりも有利になれるのが240Hzのゲーミングモニターです。PCのスペックも高性能モデルが必要になるのでグラボも確認が必要になります。
勝敗にこだわりたいのであれば240Hzゲーミングモニターは必須です
240Hzゲーミングモニターの詳細はこちら
高性能の超ハイエンドモデルの360Hz
現状最強のリフレッシュレートがハイスペックの360Hz。360Hzゲーミングモニターは数種類しかありませんが、それでも240Hzの性能凌駕するのが360Hz
144Hzよりも約7%、240Hzよりも4%も早く反応できるのが360Hzでもあります。FPSゲームにおいてこの数%の違いは一瞬の勝敗を左右するくらい大切な要素です。ゲーミングモニターで負けたくないなら360Hzを選びましょう。
ゲーミングモニターの応答速度選びは速さによって残像感が変わる
ゲーミングモニターの応答速度とはモニターが受信した信号をディスプレイに表示されるまでの時間。※単位はmsで1msは0.001秒になります。
この応答速度が遅いとディスプレイに表示される映像に残像感を感じるようになります。
ゲーミングモニターの応答速度が速いほど有利になれるのは事実なのですが、この応答速度はリフレッシュレートに依存する存在でもあります。
例えば120Hzゲーミングモニターだと1秒間に120回更新することができます。この120回の1回を1フレームと呼び120Hzの場合は8.3msとなります。
リフレッシュレート | 1フレームの時間 |
---|---|
60Hz | 16.6ms |
75Hz | 13.3ms |
120Hz | 8.33ms |
144Hz | 6.94ms |
165Hz | 6.06ms |
240Hz | 4.16ms |
360Hz | 2.77ms |
ゲーミングモニターの応答速度はリフレッシュレートの1フレームの時間を見て選び必要があるのですが、360Hzゲーミングモニターでも応答速度1msにも満たしていないので実質応答速度は1msあれば十分だということになります。
応答速度について詳しく知りたい人はこちら
ただし応答速度の正しい選び方をしていてもゲーミングモニターに表示される映像の残像感というのはどうしてもつきものです。言い換えると応答速度が0.1msでも残像感は必ずでます。言い切れる理由は目の錯覚によるものだからです。
応答速度が速くても残像感が発生する理由と残像感を無くす黒挿入についてはこちらで解説しています。
なのでゲーミングモニターの応答速度は1msを基準にしていたら失敗することもなく、0.1msを選んでも違いはでないという事になります。
ゲーミングモニターの解像度選びは画質の細かさが変わる
ゲーミングモニターの解像度とは、縦のピクセル数と横のピクセル数のピクセルの総数(総画素数)のこといいます。簡単に言うと表示の細かさなんです。
総画素数が多いほど、映像を作り出す点の密度が高くなっていきます。
総画素数 | |
---|---|
1920×1080 | 約207万画素 |
2560×1440 | 約368万画素 |
3840×2160 | 約829万画素 |
この解像度が変わることで、ディスプレイに表示される映像の細かさが変わります。近くのものや遠くのものまで綺麗に映し出せます。
そんなゲーミングモニターと解像度の種類は大きく3種類ありますので順番に選び方をみていきましょう。
フルHD(1920×1080)を選んでおけば間違いない解像度
まず大前提として解像度が上がると性能が高くなるのでゲーミングモニターの価格も上がってしまいます。その中でも一番主流になっているのがフルHD(1920×1080)解像度。
フルHDを選ぶメリットとしては、価格が安く高性能モデルのゲーミングモニターがあること。紹介してる中で一番低い解像度ですがゲームをしていても粗さはまったく感じません。
とりあえずフルHD解像度を選んでおけば間違いです!※プロゲーマーはほぼフルHD解像度を使用しています。
WQHD(2560×1440)4Kよりも現実的に使えるPC向けの解像度
WQHD(2560×1440)の解像度はフルHDよりも綺麗で4KよりもPCに負担がかからない事から、現在一番実用的な解像度として注目を浴びています。
価格もフルHDよりも高く、4Kよりは安くなっていて4Kを選ぶよりもWQHD解像度を選ぶ人が多い印象。またゲーム以外での作業の際にもフルHDよりも細かく表示されるので作業性も上がるのもポイント。
WQHD解像度のゲーミングモニターを詳しく知りたい人はこちらをどうぞ
4K(3840×2160)対応も選択のひとつでゲーム機向けの解像度
現在ゲーミングモニターで最高解像度である4K(3840×2160)は主にゲーム機用として選ばれています。
その理由はPCで4K解像度で高いリフレッシュレートを出せる性能を作ろうとすると、莫大な費用がかかる上にほぼ実現できないほどの性能。
次世代機のPS5なら4Kで120fpsの映像を出力を可能にしており、4Kゲーミングモニターを選ぶ人はほとんどゲーム機用がメインになっています。高画質の4Kでゲームプレイするというのも選択の一つですが、自分に合っているかどうか見極める必要があります。
4K解像度のゲーミングモニターを詳しく知りたい人はこちらをどうぞ
ゲーミングモニターのサイズ選びは距離で見やすさが変わる
ゲーミングモニター選びで一番迷ってしまうのがサイズ選び。実はこのサイズ選びではゲーミングモニターとの距離が重要になってきます。
ゲーミングモニターのサイズは小さすぎると見えにくく、大きすぎても全体が見えないというようになっています。そのサイズ選び考えたいのが距離で見やすさが変わってきます。
21インチ | 30㎝ |
24インチ | 30㎝~40㎝ |
27インチ | 40㎝~50㎝ |
30インチ | 50㎝~60㎝ |
32インチ | 60㎝~70㎝ |
特に一番人気の24インチでは40㎝~50㎝ほどになっているの細目のデスクの人にはちょうど見やすいサイズ感。
また奥行の長い80㎝あるデスクに設置するのであれば、27インチくらいを目安に選んで24インチとの見やすさも変わってきません。このように、ゲーミングモニターのサイズ選びでは距離によって見やすさが変わるのでデスクの奥行きによってサイズを決めるというがいいです。
ゲーミングモニターのサイズを詳しく知りたい人はこちら
ゲーミングモニターのパネル選びでは特徴が変わる
ゲーミングモニターにはパネルの種類がありTNパネル/IPSパネル/VAパネルとありそれぞれメリット・デメリットという特徴があります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
TNパネル | 応答速度速い 安い | 色が白っぽい |
IPSパネル | 色が綺麗 応答速度が速い | すこし価格が高い |
VAパネル | 色がそこそこ綺麗 コントラストが高い | 応答速度が遅い 価格が高い |
TNパネルとはFPSゲーム向け
TNパネルは応答速度が速く低コストという点からゲーミングモニターで一番選ばれてパネルの種類でしたが、最近ではFPSゲーム用として選ばれています。
TNパネルのメリットは応答速度が速い、しかも平均速度が速いので同じIPSパネルの応答速度でも意味合いが変わってきます。FPS用では応答速度の性能で勝敗が左右されるケースも考えられますので、応答速度の性能で負けたくない人はTNパネルを選びましょう
IPSパネルは全ジャンル対応
IPSパネルはもともと応答速度が遅いパネルだったのですが、近年TNパネルと同様以上に応答速度が速くなっていてIPSパネルを選んでおけば間違いない!と言える種類です
IPSパネルのメリットはどのパネルよりも色が綺麗に見えるという事。ゲームプレイする際に画質というのはとても大切な要素です。その画質を左右するのが色の再現性であり色の綺麗さなんです。
しかも応答速度も早くて画質も綺麗となると、ほとんどデメリットを感じなく全ジャンルに対応しているのおすすめのパネルです。
VAパネルが湾曲タイプ向け
VAパネルはIPSパネルの性能に似ていて色が綺麗です。ただ色が綺麗だけではなくコントラストが高いので深みのある色を表現することができます。
ほとんどのVAパネルは湾曲タイプのゲーミングモニターに採用されており、コアなユーザーが選ぶパネル。若干、応答速度が他のパネルに劣るものゲーム以外で動画や映画を見るのに一番最適なパネルでもあります。
ゲーミングモニターのパネルの違いを詳しく知りたい人はこちらをどうぞ
失敗しないゲーミングモニターの選び方
ゲーミングモニターを選び方で失敗しないために大切なのはリフレッシュレートにあった選び方をすることです。それそれ対応しているリフレッシュレートが違うので注意したい。
switchやPS4に最適なな選び方、次世代機PS5に最適な選び方、PC向けに最適な選び方というのを理解することでゲーミングモニター選びは簡単になります。
是非あなたに最適なゲーミングモニターを見極めてください。
switch・PS4向けに最適な選び方
- 応答速度は16.7ms以下で違いはでない
- 解像度はフルHDのみ対応※PS4PROのみ4Kまで対応
- サイズは24インチ~27インチ
- IPSパネルをメインにFPS用ならTNパネル
PS5向けに最適な選び方
- 応答速度は8.33ms以下で違いはでない
- 解像度はフルHDと4Kに対応
- サイズは24インチ~32インチ
- IPSパネルをメインにFPS用ならTNパネル
PC向けに最適な選び方
- 応答速度は6.94ms以下で違いはでない
- 解像度はフルHD/WQHD/4Kまで可能
- サイズは24インチ~32インチ
- IPSパネルをメインにFPS用ならTNパネル
- 応答速度は4.16ms以下で違いはでない
- 解像度はフルHDとWQHDのみ可能
- サイズは24インチ~27インチ
- IPSパネルをメインにFPS用ならTNパネル
- 応答速度は2.77ms以下で違いはでない
- 解像度はフルHDのみ対応
- サイズは24インチのみ
- IPSパネルのみ
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